韓国、「サイバー防衛学校」を2012年に創設
06月29日 15:19
韓国農業協同組合中央会(NongHyup)が受けたサイバー攻撃のログファイルをスクリーンに映し出し、ソウル(Seoul)で会見する韓国の検察官(2011年5月3日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【6月29日 AFP】北朝鮮によるインターネット攻撃の増加に対処するとして、韓国軍は29日、2012年に高麗大学(Korea University)と提携し、1学年30人、4年制の「サイバー防衛学校」を創設すると発表した。 軍報道官によると、インターネットを介して攻撃してくる悪質なコードを無効にする方法や、想定しうるさまざまな攻撃からの防衛に役立つIT技術などを学ぶほか、サイバー戦争への心理的な準備なども訓練する。 卒業後の進路として陸軍に入隊し、オンライン関連部隊での7年間の軍務を願い出た学生には、軍が学費を肩代わりする。 ■北朝鮮からの脅威に対処 韓国農協は4月、サイバー攻撃を受けて業務がまひした。ソウル中央地検は5月、この攻撃は北朝鮮によるものだったと発表した。しかし北朝鮮国防委員会は、こうした疑いは「ばかばかしい」として一蹴した。 また今年3月と2009年7月にも、韓国の主要省庁や金融機関のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、韓国政府は北朝鮮が仕掛けたものだと非難した。これらについても北朝鮮側は、2国間の緊張を高めるための韓国の作り話だと反論した。 北朝鮮には精鋭の「ハッカー部隊」があるとされており、韓国は対応部隊を創設する必要に迫られている。(c)AFP