IAEA報告書、シリアとイランの核関連疑惑を指摘

05月25日 12:26


北朝鮮の支援を受けて開発した原子炉だと米政府が指摘したシリアの施設(2008年4月24日写真公開)。(c)AFP/US GOVERNMENT


【5月25日AFP】国際原子力機関(IAEA)は24日に発表した報告書で、イスラエルが2007年に空爆したシリアの施設について、原子炉だった可能性が「非常に高い」と指摘した。また、イランの核開発が軍事目的であることを示唆する新しい情報を得たと発表した。  AFPではIAEAが理事国に配布した報告書のコピーを入手した。 これによると、同機関がこれまでに得た情報を専門的に分析した結果、イスラエル軍が2007年9月に空爆し破壊したシリアのダイル・アッザウル(Dair Alzour)の砂漠地帯にあった施設は、IAEAに報告せずに秘密裏に存在していた原子炉だった疑いが濃厚だという。この疑惑についてIAEAでは2008年から調査を行ってきたが、今回初めて評価を公表した。  またイランについても、核開発問題で国連(UN)から繰り返し制裁を受けているにもかかわらず依然、秘密に進められている核開発計画があり、低濃縮ウランの保有量も増えていると指摘する情報を入手したという。(c)AFP