がん細胞の増殖促す「悪玉遺伝子」を発見、末期がん治療に期待

01月26日 14:04


米パデュー大(Purdue University)の遺伝子治療研究所(2005年10月14日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JEFF HAYNES


【1月26日 AFP】がん細胞の増殖を促す「悪玉遺伝子」を発見したとする論文が24日、英ネイチャー・パブリッシング・グループ(Nature Publishing Group)発行の医学誌「Oncogene(がん遺伝子)」に発表された。この遺伝子を封じ込める薬が開発されれば、末期がんであっても進行を止めることができると期待されている。  この遺伝子「WWP2」は、特定の酵素に働きかけ、がん細胞の増殖を防ぐ天然阻害物質を攻撃させる。  英イーストアングリア大(University of East Anglia)の研究チームは、WWP2を不活性化すると天然阻害物質の量が増え、がん細胞が再生されなくなることを発見した。  がん細胞に侵入してWWP2を封じ込める薬が開発されれば、原発腫瘍に対する従来の治療や手術を転移リスクがない状態で行うことができると、研究チームは期待を寄せている。(c)AFP