ディスカバリー最後の打ち上げ、2月に延期 NASA
12月07日 11:23
米フロリダ(Florida)州ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)の発射台に設置されるスペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」(2010年11月5日撮影)。(c)AFP/Stan HONDA
【12月7日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は3日、スペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」の国際宇宙ステーション(ISS)への最後の打ち上げを2月3日以降に延期すると発表した。燃料タンクに発生した亀裂の原因究明のためだという。 退役間近のディスカバリー最後の打ち上げは、当初11月5日に予定されていた。しかし、技術者らが水素漏れを発見。さらに外部燃料タンクに複数の長い亀裂が見つかった。この亀裂の発生原因をいまだに明らかにできず、打ち上げは来年2月以降にずれ込むことになった。延期後の打ち上げ予定日は、2月3~10日。間に合わなければ次は2月27日~3月3日の間となる。 この延期に伴い、予定されている範囲ではスペースシャトル計画最後となる「エンデバー(Endeavour)」の打ち上げも4月に延期された。 6月にももう1度スペースシャトルを打ち上げるミッション「STS-135」の予算は議会で承認されたが、委員会での審議がまだ終わっていない。 ディスカバリーは過去38回、宇宙に打ち上げられており、NASAでは39回目のミッションの後に退役させようとしている。最後のミッションは11日間となる予定で、搭乗する飛行士は全員米国人。ISSに倉庫スペースを追加する恒久的多目的モジュールや、初めて宇宙空間に送られるヒト型ロボット「ロボノート2(Robonaut 2)」などを運ぶ。(c)AFP/Kerry Sheridan