ムラピ山で最大の噴火、49人死亡 18キロ離れた村も被害

11月05日 12:36


インドネシア・ジャワ(Java)島の中ジャワ(Central Java)州クラテン(Klaten)県から見た、大噴火するムラピ山(Mount Merapi、2010年11月4日撮影)。(c)AFP/SONNY TUMBELAKA


【11月5日 AFP】(一部更新)前月末から噴火を繰り返しているインドネシア・ジャワ(Java)島中部のムラピ(Merapi)山で5日朝、再び大規模な噴火があり、少なくとも49人が死亡、火山の中心から18キロ離れた村が焼けた。一連の噴火による死者数は90人を超えた。  ジョクジャカルタ(Yogyakarta)の病院によると、これまでに35人の死亡が確認された。死者の多くは火山の中心から18キロ離れたArgomulyo村の子どもたちとみられ、ほかに数十人が火砕流によるやけどや呼吸障害で治療を受けている。  当局所属の火山学者によると、今回の噴火は一連の噴火の中でも最大で、火砕流は斜面を13キロ下り、噴火音は20キロ先まで聞こえたという。  政府は立ち入り禁止区域をこれまでの15キロから20キロに拡大し、区域内の住民に直ちに避難するよう命令を出した。約10万人がすでに仮設収容施設で避難生活を送っている。(c)AFP