3万人がフェースブック退会表明、個人情報保護の強化を求めて

06月01日 17:13


仏パリ(Paris)で撮影された米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェースブック(Facebook)のトップページ(2009年7月7日撮影)。(c)AFP/LOIC VENANCE


【6月1日 AFP】米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェースブック(Facebook)の個人情報保護方針に反発しているグループが5月31日、3万人以上がこのグループの趣旨に賛同してフェースブックから退会する意思を示したと発表した。  このグループのウェブサイト「Quit Facebook Day」は、日本時間1日午後5時現在で3万3928人がフェースブックから退会する意思を示したとしている。  個人情報の保護をめぐって利用者などからこれまでの信用を裏切るものだとの批判を相次いで受けたフェースブックは前月、プライバシー管理機能を修正すると表明していた。  フェースブックに対しては、初期設定では利用者のすべての個人情報を非公開にしておき、その後、利用者が自ら、どの情報を公開するか選択できるようにするよう求める声が高まっている。(c)AFP