【1月28日 MODE PRESS】フランス・パリ市内で25日、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の10年春夏パリ・オートクチュールコレクションが発表された。 会場となったはモンテーニュ通り(Avenue Montaigne)にあるブティックには、デザイナージョン・ガリアーノ(John Galliano)のミューズ、バーレスク・ダンサーのディータ・ヴォン・ティース(Dita Von Teese)や歌手のカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)、女優のパス・ベガ(Paz Vega)、建築家のピーター・マリーノ(Peter Marino)らが登場した。 ■ディータ絶賛のショー 馬のひずめの音とシャーデー(Sade)の最新ナンバー「Soldier of Love」に乗って、騎手をテーマに、アメリカで活躍したクチュリエ、チャールズ・ジェームス(Charles James)にインスパイアされたコレクションがスタート。エッジには欠けるが、女性を美しく見せるドレスが次々と登場した。 フロント・ロウに座ったディータは「驚くほどに素晴らしいわ!ショーをサロンで見るなんて、まるで1950年代のようで素敵だわ。乗馬服を思わせるようなスーツ、ベルベットの帽子、ビーズとチュールを贅沢に施したドレスなど、特にショー前半はどれをとっても私好み。メイクやヘアスタイル、モデルの表情も良かったわ。こんなショーをできるのはディオールだけよ。このコレクションを着るつもりよ」と大絶賛した。 ■会場で最も注目を集めたのは? 「お約束」のフィナーレでは、コレクションのテーマに合わせ“乗馬服”に身を包んだガリアーノが登場。 ただ今回は、ガリアーノの衣装よりも、フロント・ロウに座っていブログ・エディター、タヴィ・ジェヴィンソン(Tavi Gevinson)の方が話題になったようだ。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS 【関連情報】 ◆クリスチャン・ディオール 10年春夏オートクチュールコレクション ◆【クリスチャン・ディオール】記事一覧へ ◆特集:10年春夏オートクチュールコレクション