スーピマ・デザイン・コンペティション開催、プレゼンターはモデルのココ

01月18日 17:22


米ニューヨーク・タイムズ・センター(The New York Times Center)で開催された第3回「スーピマ・デザイン・コンペティション(Supima Design Competition)」に出席したモデルのココ・ロシャ(Coco Rocha、2010年1月19日撮影)。(c)Fashion Week Daily/Getty Images


【1月25日 MODE PRESS】米ニューヨークのニューヨーク・タイムズ・センター(The New York Times Center)で19日、高級コットン素材「スーピマ・コットン(Supima Cotton)」主催のデザインコンテスト第3回「スーピマ・デザイン・コンペティション(Supima Design Competition)」が行われた。

 今回のファイナリストは6人。ファッション誌エディターやリテール業界トップから選ばれた審査員メンバーを前に、コットンを使用した女性用イブニングドレス3点と、メンズTシャツを発表した。

■受賞者は?

 受賞者は、ニューヨークを拠点に活動する30歳の女性デザイナーGina DeSilva。「今日までずっと緊張していたわ。最近は『ドレスの丈が長すぎた?』と悪夢を見るほど。でもモデルにはぴったりね!」と喜びのコメント。また、Tシャツ部門ではデザイナーのRobin Tomasが受賞。彼のデザインは今後「ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)」で発売される予定となっている。

 審査員のHoracio Silvaは「今夜の受賞者は本当に素晴らしかった。私は今日ここで発表された若く、洗練された才能にとても驚いています」と賛辞の言葉を述べていた。

■プレゼンテーターはココ・ロシャ

 授賞式のプレゼンターを務めたのは、モデルのココ・ロシャ(Coco Rocha)。昨年度のコンテスト受賞者であるVictor de Souzaの構築的な黒のドレスで会場の注目を集めた。

 ココ自身も、自分のファッションブランドを立ち上げ、9月に初のプレゼンテーションを開催する予定。「私自身もこの業界でスタートを迎えるから、同じようにこれから本格的な活動を始めるするファイナリストたちに会えてとてもワクワクしているわ!」とコメント。

 コレクションについては「私は1800年代の衣装が好きなの。コスチュームっぽくて、エレガントで、ビクトリア朝風の服よ。でも、今そのスタイルを着たら“コスプレ”っぽくなっちゃうから、時代を感じされる要素やピースを取り入れて、モダンな女性のスタイルと合わせたの」「今求められている服は『手頃な服』だと思うの。間違いないわ。ハイファッションだけど、手が届くもの ―それが、私のコレクションの大きなゴールなの」と語った。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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