SNS大手「フェースブック」、個人記録の抹消サイトをブロック
01月05日 12:46
パリ(Paris)で撮影されたソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)最大手「フェースブック(Facebook)」のトップページ(2009年7月7日撮影)。(c)AFP/LOIC VENANCE
【1月5日 AFP】ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)最大手「フェースブック(Facebook)」は4日、会員に個人プロフィールの抹消を奨励するサイト「Web 2.0 Suicide Machine」は利用規約に違反しているとして、同サイトをブロックしたと発表した。同様に仮想個人記録の抹消サイト「Seppukoo.com」に対しても、警告文を送ったという。 「首つり自殺」を思わせるロープがトップページに現れる「Web 2.0 Suicide Machine」は、会員情報を提供すれば「フェースブック」や「マイスペース(MySpace)」、「リンクトイン(LinkedIn)」などのSNSサイトや、マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」上のユーザープロフィール、友人などの個人情報を削除するサイトだ。 同サイトについて「フェースブック」は、ログイン認証を収集する行為は「フェースブック」が定める権利義務規約に違反すると判断し、サイトをブロックしたと説明した。さらに踏み込んだ措置の必要性についても、現在、検討中だという。 また、侍の切腹を示唆して、同サイトで個人情報の抹消を勧める「Seppukoo.com」についても、規約違反であり、「改善がなければ、しかるべき措置をとる」との警告文を送ったことを明らかにした。 「フェースブック」は全世界に3億人のユーザーを持つ、SNSの最大手。(c)AFP