鳩山首相が所信表明、「緊密かつ対等な日米同盟」
10月26日 17:49
衆参両院本会議で所信表明演説する鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相(62、2009年10月26日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro Nogi
【10月26日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相(62)は26日、衆参両院本会議での所信表明演説で語った外交政策に関する部分で、「緊密かつ対等な日米同盟」を目指す考えを強調した。 首相は「日本のみならず、アジア太平洋地域、そして世界全体の利益」の基盤となるのが「緊密かつ対等な日米同盟」だと前置きし、「ここで言う対等とは、日米両国の同盟関係が世界の平和と安全に果たせる役割や具体的な行動指針を、日本の側からも積極的に提言し、協力していけるような関係」だと述べ、地球温暖化などグローバルな課題の克服のうえで、日米の連携、協力を深化させたいと語った。また4万7000人の在日米軍再編を含む日米間の長年の懸案事項についても「率直に話し合っていきたい」と述べた。また、バラク・オバマ(Barak Obama)米大統領が打ち出している「核のない世界」という提案に対し「深く共感し、強く支持する」とも表明した。 また鳩山首相は日露関係についても、「アジア太平洋地域におけるパートナーと位置付けて協力関係を強化したい」と述べ、北方領土問題の最終的解決も目指すと誓った。 さらに欧州連合(EU)のアジア版として、東アジア共同体構想を以前から提唱する鳩山首相は、韓国、中国、東南アジアなどの近隣諸国との協力推進についても意欲を語った。(c)AFP