ソトマイヨール氏を承認、初のヒスパニック最高裁判事誕生

08月07日 10:49


米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦議会議事堂(Capitol Hill)で開かれた上院司法委員会の公聴会で発言するソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)氏(2009年7月16日撮影)。(c)AFP/Karen BLEIER


【8月7日 AFP】米上院は6日、ソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)氏の連邦最高裁判事への就任を賛成68、反対31で承認し、米国の最高裁で初のヒスパニック系最高裁判事が誕生した。  米国史上111番目の最高裁判事で、女性判事としては3人目。就任後は、銃規制問題や妊娠中絶などの難題に取り組むことが求められる。  野党共和党は、同氏が過去に行った「賢いラテン系女性の伝統的英知のほうが、白人裁判官よりも良い判決を出せるかもしれない」の発言を批判していたが、採決では共和党の一部も賛成に回った。  自治領プエルトリコからの移住者の子孫であるソトマイヨール氏は、ニューヨーク(New York)のブロンクス区(Bronx Borough)で貧しい幼少時代を過ごし、アイビーリーグの名門大学で教育を受けた後、米司法界の最高峰まで上り詰めた。こうした経歴は同氏を指名したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領自身の経歴と重なる。  オバマ大統領は承認直後に声明を発表し、「今回の『達成』をとても誇らしく思っている。ソトマイヨール氏は素晴らしい最高裁判事になると自信を持って言える。米国にとって素晴らしい日だ」と述べた。  ソトマイヨール氏は8日に最高裁で就任宣誓を行う予定。(c)AFP/Olivier Knox