豪男性、オバマ米大統領めぐる陰謀に巻き込まれてビックリ

08月06日 22:09


米インディアナ(Indiana)州ワカルサ(Wakarusa)の自動車工場で演説するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領(2009年8月5日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD


【8月6日 AFP】オーストラリア・アデレード(Adelaide)の公務員、デビッド・ボンフォード(David Bomford)さんはある日、いつのまにか自分がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を失脚させる陰謀に巻き込まれていることを知った。 「バーサーズ(Birthers)」として知られる米政治団体は前週末、オバマ大統領が実はケニアで生まれていたとして、その証拠としてオバマ氏の出生証明書のコピーを公開していた。  バーサーズは、米国の記録が示すとおり、オバマ氏がハワイ(Hawaii)州ではなくアフリカで生まれていたとすれば、米国で生まれた者でなければならないとする米国大統領の資格をオバマ氏が満たさないことになると主張した。  しかし結局、この出生証明書は、ボンフォードさんが作成し友人の系図学に関するウェブサイトに投稿した出生証明書を元にした、偽造されたものであることが判明した。  ボンフォードさんは、「アデレードの片隅にひっそりと暮らしている白髪交じりの老人」が、世界で最も権力を持った男を失脚させるために利用されたということが、にわかには信じ難かったと語る。バーサーズの主張についても全く知らないという。  オバマ氏がケニアで生まれことを示すとされる出生証明書には、ボンフォードさんのサウスオーストラリア(South Australian)州の出生証明書に記載されている個人情報がまぎれもなく記載されていた。 「わたしの出生証明書のコピーであることは間違いない。とんでもなくばかげてて、笑ってしまうよ」  ボンフォードさんは、友人に連絡して、出生証明書の画像をウェブサイトから削除するよう求めると語った。(c)AFP