増加するSNS狙いのサイバー犯罪、専門家らが警告

07月30日 17:58


スペイン・バレンシア(Valencia)で開催された世界最大の熱狂的なインターネット・ユーザーの祭典、キャンパス・パーティー(Campus Party)の会場(2009年7月28日撮影)。(c)AFP/DIEGO TUSON


【7月30日 AFP】フェースブック(Facebook)やマイスペース(MySpace)などのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を狙い、そうしたSNS上でユーザーが提供している豊富な個人情報を引き出すサイバー犯罪が増えていると、専門家らが警告している。  24日にスペイン・バレンシア(Valencia)で閉幕した世界最大の熱狂的なインターネット・ユーザーの祭典、キャンパス・パーティー(Campus Party)の参加者たちは、オンライン・サイトに投稿された氏名や誕生日、現住所、職業の詳細、メールアドレスや電話番号などのデータは、ハッカーたちにとって棚ぼた式に入手できる利益になっていると語った。  ウイルスがSNSユーザーたちのアカウントを盗み、悪意のあるソフトウェアが組み込まれている有害サイトに導くメッセージを送っている。そうしたソフトは多くの場合、不法な目的のためにコンピューター・システムに侵入するよう設計されている。  インターネット・セキュリティに関する人気ブログの著者、ラウラ・ガルシア(Laura Garcia)さんは「あなたの友達リストに加わりたいと言ってくる人物にも、気をつけなければならない」と言い、ハッカーが寄ってくる場合も少なくないと警告する。  SNSのもうひとつ危険な点は、人気のあるクイズや星占い、ゲームなどを無料で利用できるように誘っているサイトだ。ガルシアさんは、これらが有害サイトへのリンクの隠れみのであることも多いという。  ITソリューション・プロバイダー、「パンダ・セキュリティ(Panda Security)」のセキュリティ専門家、アシエル・マルティネス(Asier Martinez)さんは、友人から送られていると見せかけた誕生カードやクリスマス・休暇シーズンなどのメッセージが、ユーザーが抵抗感をもたずに、パスワードや銀行口座番号などの個人情報を入力するようなサイトに直接リンクするようになっている場合もあると注意を喚起した。(c)AFP/Virginie Grognou