クリスチャン・ラクロワ買収に伊「ボレッティ」ら名乗り

07月31日 12:33


フランス・パリ市内のクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)のアトリエにて。デザイナーのラクロワ。(2009年7月6日撮影)。(c)AFP/ PIERRE VERDY


【7月30日 AFP】5月末に破産申請し現在更正期間にあるファッションブランド「クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)」の買収に、現在「ベルナール・クリーフ・コンサルティング(Bernard Krief Consulting、BKC)」や伊「ボレッティ(Borletti)」グループなどが名乗りをあげている。  当初から名乗りを上げているベルナール・クリーフ・コンサルティングは、資金や125人の従業員の雇用条件で交渉が難航。ラクロワの破産管財人Régis Valliotは「満足がいかないもので、がっかりしている」とコメント。  コンサルタント会社「Meric et Associes」はオートクチュールと平行し新たなプレタポルテラインの開始をブランドに提案。  06年にフランスの大手百貨店「プランタン(PRINTEMPS)」の買収に成功した「ボレッティ」は、現在の雇用者125人のうち約半数の雇用確保を検討。ラクロワ本人の支援のもと、8月末までに買収計画を提出する。 ■高級ラグジュアリーグループは動かず  仏高級ブランドグループの「モエヘネシー ルイヴィトン(LVMH)」が1987年に設立したラクロワは05年に免税店チェーンを運営する「ファリック・グループ(Falic)」に売却された。しかしビジネスはブランド誕生以来決して好調といえず、昨年は1000万ユーロ(13億円)の赤字だった。  かつての親会社であった「LVMH」や、グッチ(Gucci)やイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)を傘下に置く「PPR」などの大手ラグジュアリーグループは今回の支援に名乗りをあげなかった。(c)AFP 【関連情報】 ◆クリスチャン・ラクロワ09/10年秋冬オートクチュールコレクション<動画> ◆ラクロワの運命いかに、存続を望む声 相次ぐ ◆【ラクロワ】過去記事一覧