英現役閣僚がブラウン首相に退陣要求、経費スキャンダルで

06月05日 14:08


閣僚会議に出席するためロンドンの首相官邸に到着したジェームズ・パーネル(James Purnell)雇用・年金相(2009年6月2日撮影)。(c)AFP/Leon Neal


【6月5日 AFP】英議員の不適切な経費請求問題で4日、ジェームズ・パーネル(James Purnell)雇用・年金相が、スキャンダルの責任を取って退陣するようゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相に求め、自らも辞任した。  同問題に絡む政府要職の政治家の辞任は5人目(閣僚としては3人目)だが、他の4人と異なりパーネル氏自身は経費問題とは無関係。現役閣僚から辞任要求が出たことで、ブラウン首相への圧力は一段と強まった。  パーネル氏は労働党の若手議員として注目され、将来の首相になる可能性もあると目されている人物。英メディアや労働党(Labour Party)の同僚議員に送った首相あて公開書簡の中で、「あなた(ブラウン首相)が労働党の指導者を続ければ、労働党が(総選挙で)勝つ見込みはますます低くなる。わが国にとっても破滅的な結果になる」と述べ、辞任を求めた。  ブラウン首相は内閣改造で危機を切り抜ける構えだが、政府要職につく与党議員らの間では改造を嫌がる声が多く聞かれるという。(c)AFP/Robin Millard