入管法違反で逮捕の男、中国で児童誘拐容疑
06月04日 21:16
中国南部深セン(Shenzhen)で、1年前に誘拐された息子の写真を見せる男性(2008年11月24日撮影。資料写真)。(c)AFP
【6月4日 AFP】警視庁は4日、国際刑事警察機構(インターポール、Interpol)の要請を受け、中国で児童誘拐・人身売買に関与した容疑で逮捕状が出ている中国籍の男を、入管法違反で都内で逮捕した。 逮捕されたのは、中国籍の会社員賀光強(He Guangqiang)容疑者(39)で、2年前に他人名義の旅券で入国し、都内のアパートに居住していたとみられ、身元を詐称して食品製造会社で働いていた。インターポールから日本側に逮捕協力の要請があったという。容疑者の身柄は近く中国に送還される見通し。 報道によると賀容疑者には、誘拐団のメンバーだった疑いがもたれており、中国で2005-07年に発生した3件に関与したとされる。誘拐された被害者3人のうち2人は発見されたが、1人は行方不明のままとなっている。 中国政府は、6度目となる人身売買に対する全国規模の集中取り締まりを行ったばかり。中国国内では誘拐は絶えず、児童の場合、知らない家族に養子縁組されたり、低賃金労働で酷使されたりしている。 国営新華社(Xinhua)通信によると、中国で毎年報告され、捜査に至っている女性と児童の誘拐件数は約3000件に上るが、実際には1-2万件の誘拐が発生していると現地の専門家らはみている。(c)AFP