オペル、マグナに売却で合意 ドイツ政府

05月30日 17:26


ニューヨーク国際モーターショー(New York International Auto Show)で撮影されたゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)のロゴ(2009年4月8日撮影)。(c)AFP/Stan Honda


【5月30日 AFP】ドイツ政府高官らは30日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のドイツ子会社オペル(Opel)の売却先について、カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル(Magna International)に決定したと述べた。マグナのオペル買収計画は、ロシア国営銀行ズベルバンク(Sberbank)とロシア自動車大手GAZが支援している。  ドイツ政治家や米政府高官、GMとマグナの幹部らとの長時間におよぶ会談は深夜まで続いた。会談後、ドイツのペール・シュタインブリュック(Peer Steinbrueck)財務相が記者団に合意に達したことを述べた。  GAZは、ロシアでオペルの自動車を生産し、ズベルバンクが支援することになる。  合意で、GMは欧州での操業を継続する見通しが立った。また、ドイツにおける数万人規模の雇用が確保される見通しも立ち、合意は、選挙を4か月後に控えるドイツ議員らにとっても後押しとなった。  ドイツ政府は、オペルの当面の資金繰りのため、約45億ユーロ(約6100億円)の融資保証と15億ユーロ(約2000億円)のつなぎ融資を提供する見込み。合意のもとで、GMはオペルに35%の出資を維持し、オペル従業員が10%を取得、マグナが20%、ズベルバンクが35%を出資する。(c)AFP