シン首相が2期目の就任宣誓、インド

05月23日 07:32


インド・ニューデリー(New Delhi)の大統領官邸で行われた就任宣誓式典の最後にプラティバ・パティル(Pratibha Patil)大統領(左)に挨拶するマンモハン・シン(Manmohan Singh)大統領(右、2009年5月22日撮影)。(c)AFP/RAVEENDRAN


【5月23日 AFP】インド総選挙で勝利した与党連合を率いる国民会議派(National Congress)のマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相(76)は22日、ニューデリー(New Delhi)の大統領官邸で就任宣誓を行った。  5年の任期を務めたあと首相に再任されたのは、独立後最初の首相だったジャワハルラール・ネルー(Jawaharlal Nehru)元首相以来。  同時に閣僚19人も宣誓したが、各閣僚のポストはまだ決まっていない。インド南部の地域政党、ドラビダ進歩同盟(DMK)が閣僚ポストをめぐって連立離脱を示唆するなど、人事で暗雲がたれこめるなかの船出となった。  国民会議派は地方の貧困対策を掲げて選挙戦を戦い、有権者も厳しい経済環境のなか国の舵取りを任せられる堅実・現実的なリーダーというイメージのシン首相に票を投じた。  与党連合は543議席の下院で、安定過半数の272議席まであと10議席の262議席を獲得した。選挙後、与党連合は無所属議員などの協力を取り付け、下院で322議席の勢力を確保した。  しかし、国民会議派は閣僚人事で連立各党と厳しい交渉を強いられた。特に最大の連立パートナーであるドラビダ進歩同盟は強硬で、6つの閣僚ポストを提示した国民会議派に対し、9つの閣僚ポストを要求している。  ドラビダ進歩同盟幹部は、連立を離脱し、閣外協力に転じる可能性を示唆している。  国民会議派は独自に206議席を獲得しており、財務相、国防相、外相、内相の主要閣僚ポストを得るとみられている。観測筋は連立パートナーには鉄道相、食料相、通信・情報技術相のポストが与えられるとみている。(c)AFP/Elizabeth Roche