09年の世界経済成長率、マイナス1.3%に IMF見通し
04月23日 09:20
ワシントンD.C.(Washington D.C.)の国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)本部で、09年の「世界経済見通し(World Economic Outlook、WEO)」について記者会見を行う、オリビエ・ブランシャール(Olivier Blanchard)調査局長(2009年4月22日撮影)。(c)AFP/IMF
【4月23日 AFP】国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)は22日、最新の「世界経済見通し(World Economic Outlook、WEO)」を発表。世界的な金融危機が予想以上に深刻化しているとして、1月に発表した前回の見通しを大幅に下方修正し、2009年の世界経済の実質成長率がマイナス1.3%になるとした。 IMFは見通しの中で「世界経済は、深刻な金融危機と信用喪失による厳しい景気後退局面にある」と指摘し、世界経済が景気後退入りしていることを初めて認めた。さらに、今回の景気後退を「第2次世界大戦以後、最も深刻な」ものだとしている。 IMFはまた、経済見通しは「きわめて不透明だ」とし、下振れリスクが存在すると警告した。IMFが09年の世界経済見通しを下方修正するのは今回で3度目。 09年の日本の経済成長率については、先進国で最悪のマイナス6.2%になるとした。一方で、政府による景気刺激策の効果で、来年にはゆるやかに回復していくとの見方を示した。 IMFは、2010年の世界経済成長についても下方修正し、プラス1.9%にとどまるとの見通しを示している。(c)AFP