「クローン人間」誕生間近か、ヒトクローン胚を子宮に移植 米不妊治療医が発表
04月23日 10:22
米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の米下院で証言する、不妊治療専門医Panayiotis Zavos氏(2002年5月15日撮影。資料写真)。(c)AFP/Stephen JAFFE
【4月22日 AFP】(写真追加)作成したヒトクローン胚14個のうち11個を女性4人の子宮に移植したことを、米国の不妊治療専門医Panayiotis Zavos氏が、22日付の英紙インディペンデント(Independent)に発表した。 Zavos医師によると、結果的に、胎児が生存の可能性のある妊娠に成功した女性は1人もいなかったが、今後1-2年のうちにクローン赤ちゃんが誕生することは確実だという。 不妊治療医師の大半は、Zavos医師の行っている活動に対し、倫理的な問題のみならず、技術面でも安全性に疑問があるとして非難している。 幹細胞を取り出すために試験管でヒトクローン胚を作成した科学者は多い。しかし、Zavos医師は、タブーを破り、ヒトクローン胚を実際に女性の子宮に移植してしまった。 また、Zavos医師は、死者のヒトクローン胚も作成したという。米国で自動車事故に遭い、10歳で死亡したキャディー(Cady)ちゃんという名前の少女のクローン胚などを作成したという。 キプロス生まれで米国に帰化したZavos医師は、米国のクローン禁止制度を逃れ、中東のどこかにあるとされる秘密の研究室でこれらの活動を行っているとみられる。 Zavos医師は、世界初の体細胞クローン動物、羊の「ドリー」を誕生させたのと同様の技術を使用している。(c)AFP