オバマ政権で「テロとの戦い」という言葉は使わない、クリントン米国務長官

03月31日 14:27


アフガニスタンの安定化を協議する閣僚級国際会議に出席するため、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のスキポール(Schiphol)空港に到着したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官(2009年3月30日撮影)(c)AFP/ANP/ED OUDENAARDEN


【3月31日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は30日、アフガニスタンの安定化を協議する閣僚級国際会議に出席するためオランダのハーグ(The Hague)に向かう機中で同行記者団の質問に答え、オバマ政権ではジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権が用いた「テロとの戦い」という言葉を使うのをやめたと述べた。  クリントン長官は、「オバマ政権ではその表現を使っていない。この事実で十分説明になっていると思う。現政権でその表現を聞いたこともないし、この表現を使えとか、使うなとかいう指示を受けたこともない。自然に使われなくなったということ」と説明した。  ブッシュ前政権は、「テロとの戦い」の名目でイラクに進攻し、キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地の収容施設や、米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)が外国に設置した収容施設での容疑者拘束を正当化した。  しかし1月の就任以来オバマ大統領は、イラクからの米軍撤退やグタンタナモ収容施設の1年以内の閉鎖を宣言するなど、前政権と決別する政策を次々と打ち出している。(c)AFP