紙製の「入れ歯」が流行、祖先の供養に マレーシア
03月31日 12:10
米フロリダ(Florida)州ペンブロークパインズ (Pembroke Pines)の義歯製造所に積まれた新品の入れ歯(2009年1月12日撮影、本文とは関係ありません)(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle
【3月31日 AFP】マレーシアの華人の間で、先祖を供養する「清明節」の捧げ物として、紙製の入れ歯が流行している。30日のスター(Star)紙が伝えた。 中国では、4月5日前後の「清明節」に、祖先の墓参りをし、紙でできた捧げ物を供えて燃やす慣習がある。墓を清めることから、「掃墓節」とも呼ばれる。今年の清明節は4月4日。 中国系住民が多く住むマレーシアでも、「清明節」の捧げ物を扱う専門店が多くある。こうした店では、これまで紙銭や、紙でできた高級車、衣服などが売れ筋商品だった。 スター紙によると、これらに加えて、最近は「入れ歯」の人気が高いという。 捧げ物として「入れ歯」を購入した女性は、「父は、毎晩、就寝前に入れ歯をはずして洗っていた。入れ歯は、そうした生前の父をしのばせる」と、スター紙に語った。 ほかにも、紙製の「高級ハンドバッグ」、「エクササイズ・マシン」、「ビリヤード台」なども、良く売れているという。(c)AFP