野村HD、08年10-12月期は3429億円の赤字 金融危機やリーマン買収で

01月28日 00:21


都内にある野村証券(Nomura Securities)の支店(2008年12月4日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI


【1月28日 AFP】野村ホールディングス(Nomura Holdings)が27日発表した2008年10-12月期最終損益は、金融危機や米リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の部門買収などの影響により、過去最大の3429億円の赤字となった。前年同期は218億円の黒字だった。  野村ホールディングスによると、アイスランドの金融危機で431億円の損失を計上したほか、元ナスダック・ストック・マーケット(Nasdaq Stock Market、現ナスダックOMXグループ)会長のバーナード・マドフ(Bernard Madoff)容疑者による巨額詐欺事件に絡んだ323億円の損失があったという。  また、08年4-12月期では、前年同期の860億1000万円の黒字に対し、4923億6000万円の赤字となった。  野村ホールディングスは、非中核事業の縮小・撤退を一層進めるとともに、4月から始まる来期から世界中で10%のコスト削減を目指すとしている。  同社の仲田正史(Masafumi Nakada)最高財務責任者(CFO)は、すでに発表されている英ロンドン(London)での1000人の人員削減に加えて、さらなる削減を行うことは否定しなかった。(c)AFP/Shingo Ito