カーラ仏大統領夫人、エイズ基金親善大使就任で抱負を語る

12月02日 11:06


世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)の初代親善大使に就任すると発表したカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人(2008年12月1日撮影)。(c)AFP/Philippe Wojazer


【12月2日 AFP】世界エイズデー(World AIDS Day)を迎えた1日、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人は大統領府エリゼ宮(Elysee Palace)で会見を開き、ジュネーブ(Geneva)に本部を置く世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)の初代親善大使に就任することを正式発表した。 「私はいつも皆さんから注目されることで恩恵を受けてきた。今後は皆さんの注目をもっと重要で深刻な問題に向けることができる」と意気込みを語ったカーラ夫人は、母子感染の防止を主な活動目的に挙げた。    国連合同エイズ計画(Joint United Nations Programme on HIV/AIDS、UNAIDS)によれば、1日に生まれるHIVウイルスに感染した子どもの数は1200人で、その半数が2歳までは生きられない。世界のHIV感染者3300万人のうち、半数は女性だが、新しく感染する患者の60%が女性で、20%が子どもだという。  カーラ夫人は、「検査されること、治療を受けること、社会・家族から排除されることを、女性は恐れている」と語り、女性に対するエイズ教育の重要性を訴えた。また、現地への視察旅行の実施や、ほかの有名人への活動参を加呼びかけることで、エイズ問題に対する社会の意識を改革したいとの抱負を述べた。  今後は企業などに対し、同エイズ基金への募金を呼び掛けるという。同基金は世界140か国でエイズ対策に140億ドルを投じ、国家規模でのエイズ治療に取り組んでいる。同基金の支援のおかげで、約200万人が抗レトロウイルス薬を投与されている。(c)AFP/Carole Landry