英有名作家ラシュディ氏、米副大統領候補ペイリン氏を辛口批判

10月13日 14:05


英国の作家サルマン・ラシュディ(Salman Rushdie)氏(2008年8月26日撮影)。(c)AFP/Shaun Curry


【10月13日 AFP】英国の著名作家サルマン・ラシュディ(Salman Rushdie)氏は12日、アイルランドのテレビ局TV3のインタビューで、米大統領選の共和党副大統領候補サラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ(Alaska)州知事を「副大統領候補としては不適格」と断じた。  5人の子どもの母親でもあるペイリン氏は9月初め、マケイン氏から副大統領候補に指名され、突如として注目を集めるようになった。しかし、経験不足や準備不足を指摘する声も多い。    民主党の大統領候補バラク・オバマ(Barack Obama)氏を支持するラシュディ氏は、ペイリン氏について「たちの悪いジョークとしか考えられない」と非難。「彼女を副大統領候補に指名したのは、共和党大統領候補マケイン(John McCain)氏の大きな誤りだと思う。ぎりぎりのレベルで候補としての資質があるとさえ言えない。ペイリン氏について分かっていること、分かり始めていることから判断すると、彼女は副大統領候補にはまったく不適当だ」と言い放つ。ペイリン氏が近親相姦やレイプの場合でも中絶に反対している点についても、批判的だ。  そんなラシュディ氏も、政治界でペイリン氏が台頭したことによってもたらされた利点が一つだけあると認めている。それは、米コメディエンヌ、ティナ・フェイ(Tina Fey)さんの「物まね」のネタになったことだ。「ペイリン氏のおかげで、フェイさんの物まねは米国の政治風刺史上、最も素晴らしいものとして私の心に刻まれている。フェイさんは皆の人気者だが、今や国民的ヒロインだ」と、ラシュディ氏は語った。(c)AFP