NYダウ急反発、485ドル高 金融安定化法案通過へ期待高まる

10月01日 07:18


米ニューヨーク(New York)ウォール街(Wall Street)で、ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange、NYSE)を見上げる観光客(2008年9月16日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt


【10月1日 AFP】9月30日の米株式市場は、米金融安定化法案に対する期待があらためて高まってきたこと受け、急反発した。前日に史上最大の下げ幅を記録していたニューヨーク(New York)市場のダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)は、前日比485.21ドル(4.68%)高の10850.66ドルで取引を終え、1日の上げ幅としては過去3番目に大きいものとなった。  ナスダック(Nasdaq)総合株価指数は同98.60ポイント(4.97%)高の2082.33、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種株価指数も同58.35ポイント(5.27%)高の1164.74となった。  Economy.comのSara Kline氏は「市場は寄り付き直後から値を上げ、そのまま推移した。市場は米議会が今週半ばまでに救済策を通過させるとみている」と語った。(c)AFP