レッドソックス ヤンキースに敗れレイズが球団史上初の地区優勝

05月04日 17:01


ボストン・レッドソックス戦でソロ本塁打を放ちチームメイトのアレックス・ロドリゲス(%%Alex Rodriguez%%、右)から迎えられるニューヨーク・ヤンキースのコディ・ランサム。(2008年9月26日撮影)(c)AFP/Getty Images/Elsa


【9月27日 AFP】08MLB、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)対ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)。試合はレッドソックスが8-19で敗れ、この結果タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)の球団史上初となる地区優勝が決まった。

 コディ・ランソム(Cody Ransom)が2本塁打を放ち、ブレット・ガードナー(Brett Gardner)がキャリアハイの4打点を記録するなど、ヤンキースが雨の敵地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)で19得点を記録して勝利を収めた。

 レッドソックスの黒星により、レイズは同日の試合でデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)に4-6で敗れたものの初の地区優勝を手にした。

 07シーズンにリーグ最低の66勝96敗を記録し、球団創設以来10年でたった一度しか70勝に届いたことがなかったが地区優勝のタイトルは、驚異的な躍進を遂げたレイズのもう一つの勲章となった。

 ア・リーグ東地区でヤンキースとレッドソックス以外の球団が優勝するのは、1997年のボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)以来となるが、レッドソックスの敗戦により偉業を遂げたレイズの祝勝ムードは少し控えめなものとなった。(c)AFP