【8月20日 AFP】香港では、東京に次いでアジアで2番目となる「ミシュランガイド(Michelin Guide)」が製作中なのではとの噂でもちきりだ。18日の地元紙などが伝えた。 香港では、「ミシュランガイド東京版」が発売された前年11月以来、高級レストランでミシュランの覆面審査員とおぼしき人物が相次いで目撃されている。 インターコンチネンタル・グランド・スタンフォード(InterContinental Grand Stanford)ホテルの広報部長によると、数か月前にミシュランを名乗る2人から、『お宅の施設を拝見したい』という電話があったという。「ホテル中を案内してさしあげましたよ」と広報部長。 その数日後には、ホテルのイタリアンレストランに1人のヨーロッパ人が現れ、会計の際にミシュランのIDカードを提示したという。 この広報部長は、「すごく興奮しています。ミシュランの香港版ができたら、香港料理の質がどの程度なのかを知ることができますし、ニューヨークやパリといった国際的なグルメ都市の料理の基準と同レベルを維持できます」とAFPに話した。 香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)によると、マンダリンオリエンタル(Mandarin Oriental)ホテルにもミシュランの覆面審査員が訪れている。同紙は、ある情報筋の話として、香港版は今年中または来年初頭に発売されるもようとしているが、ミシュラン側は一切のコメントを避けている。 しかし一部では、外国人が香港料理を評価することに戸惑いの声がある。地元の著名な料理評論家のHugo Leung氏は、「ガイドが出版されるのはいいことだが、ガイドをうのみにすることはできない。香港料理には好みに合わせた様々な種類があり、ミシュランのようなガイドでさえそのすべてを網羅することはできない」と話した。(c)AFP