ガットゥーゾ 故障でW杯欧州予選のグルジア戦を欠場へ
09月08日 09:26
コヴェルチャーノ(Coverciano)のナショナル・テクニカル・センター(National Technical Center)で練習に臨むイタリア代表のジェンナロ・ガットゥーゾ(右)。(2008年9月2日撮影)(c)AFP/NICO CASAMASSIMA
【9月8日 AFP】サッカーイタリア代表の中盤を支えるジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)が練習中に手首を負傷し、10日にホームのウディネ(Udine)で行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選・グループ8のグルジア戦を欠場する見込みであることが明らかとなった。 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するガットゥーゾは、練習試合で足を滑らした際に左手首を負傷し、イタリア代表のチームドクターを務めるエンリコ・カステラッチ(Enrico Castellacci)氏は、ガットゥーゾは7日に手術を受けて全治約1か月であると語っている。 また、マルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督は2-1で勝利を収めた6日のキプロス戦で負傷したディフェンダー(DF)のファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)とアレッサンドロ・ガンベリーニ(Alessandro Gamberini)の代役を招集しないことを明らかにしている。 同試合でグロッソは肋骨(ろっこつ)を骨折、ガンベリーニは肩を脱臼しており、グロッソは約1か月、ガンベリーニは最低でも2週間は戦列を離れるものと見られている。 追加招集を行わない理由についてリッピ監督は「スタンドで試合を観戦することになる選手を呼んでも意味がない」と語っている。 敵地ラルナカ(Larnaca)で行われたキプロス戦でイタリアは、後半ロスタイムにアントニオ・ディ・ナターレ(Antonio Di Natale)がこの試合2得点目となる決勝点を挙げて勝利を手にし、辛くも勝ち点3を確保している。(c)AFP