マケドニアの記者、殺人などの容疑で逮捕 自分の犯行を報道か

06月22日 17:45


マケドニアの首都スコピエ(Skopje)の北方20キロ、コソボとの境界線上のKodra Fura周辺を巡回するマケドニアの警官(2007年10月24日撮影、資料写真)。(c)AFP


【6月22日 AFP】マケドニアで少なくとも3人の女性を殺害し、その様子について自ら記事を書いたとみられる記者が逮捕された。警察が21日、発表した。  マケドニア南西部の町キチェボ(Kicevo)で少なくとも3人の犠牲者を誘拐、虐待、強姦などした上で殺害し、遺体を切断した後にビニールバッグに入れ数か所に遺棄した疑いで、新聞記者として活動するVlado Taneski容疑者(56)が逮捕された。  地元警察のIvo Kotevski広報担当官によると、警察がTaneski容疑者を疑うきっかけとなったのは、Taneski容疑者が執筆した記事の中に公表されていなかった事件の詳細が含まれていたことだった。DNAテストの結果、殺人容疑が浮かび上がった。  これまでに確認されている犠牲者の外見は、容疑者の母親に似ている点で一致しているという。容疑者と母親は関係がうまくいっていなかったとされる。  少なくともさらに1人の女性が行方不明となっており、警察ではこの女性も容疑者に殺害された恐れがあるとみている。  地元メディアに「キチェボの怪物」と呼ばれているTaneski容疑者はマケドニアで最も歴史の古い日刊紙「ノバ・マケドニア(Nova Makedonija)」や首都スコピエ(Skopje)に拠点を置くメディアの記者として活動していた。2003-08年にかけては殺人事件を取材し、警察の捜査の詳細も含め、定期的に記事を執筆していた。(c)AFP