ジョー・コール チームメイトのランパードを絶賛
05月02日 11:12
欧州チャンピオンズリーグ2007-08準決勝、リバプールとの第2戦の延長前半8分にPKを決めて歓喜するチェルシーのフランク・ランパード。(2008年4月30日撮影)(c)AFP/ADRIAN DENNIS
【5月2日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するジョー・コール(Joe Cole)が1日、現地4月30日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)準決勝、リバプール(Liverpool FC)との第2戦で、延長前半にペナルティーキック(PK)を決めてチームを初の決勝へと導いたフランク・ランパード(Frank Lampard)を賞賛した。 4月24日に母パット(Pat)さんを亡くして今も悲しみに暮れるランパードだが、リバプールとの準決勝第2戦では1-1の同点で迎えた延長前半にPKを決めて、チームの勝利に貢献した。 コールはランパードについて「プレーすることさえ難しい状況なのに、彼は素晴らしいパフォーマンスを披露し、さらにはPKまで決めてしまった。彼に関しては何と言っていいのか分からないよ。僕は昔からフランクを知っていて、どんなチームメイトかも知っているけど、彼は受けるべき賞賛を受けていないように感じる。彼は偉大な選手であり、偉大な男だ。そして人生に何か別のことが起きたとしても、自分がこれまでにしてきたことを実行できる。彼には脱帽だよ」と語った。 チーム初の決勝進出についてコールは「みんな喜んでいるし、これは歴史的な瞬間だと言えるが、僕らはまだ何も勝ち取ってはいない。あとは決勝に勝利するだけだ」と話し、決勝進出を喜ぶチームメイトに対して警鐘を鳴らした。 チェルシーは21日にロシアのモスクワ(Moscow)で行われる決勝で、同じプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦する。(c)AFP