韓国軍兵士、鳥インフルエンザ感染の疑いで収容
04月22日 17:13
韓国の首都ソウル(Seoul)の南380キロメートルに位置する霊岩(Yeongam)で、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)の発生確認を受け、消毒剤をまく保健当局者(2008年4月10日撮影)。(c)AFP/PARK YEONG-CHEOL
【4月22日 AFP】高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した家禽類の殺処分を行っていた韓国軍兵士が、ウイルスに感染した疑いで病院に収容された。22日、韓国当局が発表した。 鳥インフルエンザであれば、韓国で初めて同疾患が確認された2003年以来、ヒトへの感染例としては初となる。 韓国保健福祉省によると、兵士は陸軍病院に収容され、容体は安定しているという。兵士は、鳥インフルエンザが猛威を振るった韓国南西部の農場で18日から19日にかけて行われた家禽処分に動員された数百人のうちの1人。 「世界保健機関(World Health Organisation、WHO)が定めた鳥インフルエンザ感染者の診断基準に発熱などの症状が合致する」が、「細菌性肺炎の可能性もあるため、注意深く経過観察している」と同省は発表。現在、検査中で1-3週間以内に最終的な結果が判明するという。 同省によれば、兵士の症状は抗生物質の投与後、改善している。予防のため、感染が疑われている兵士と接触を持った者にも薬を配布し、10日間監視する。 聯合(Yonhap)ニュースは国防省高官の話として、「感染が疑われて以降、感染した家禽の処分に動員する兵士の数を減らした」と報じた。(c)AFP