サドル師の「宣戦布告」発言に米軍反発

04月20日 23:06


イラクのシーア派反米指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師とその勢力が拠点とする首都バグダッド(Baghdad)のサドルシティ(Sadr City)で、前日の米軍のミサイル攻撃により燃えた車両の残がい(2008年4月20日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE


【4月20日 AFP】イラクのシーア派反米指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師が前日、自らの勢力による「宣戦布告」を警告した声明を受け、イラク駐留米軍のリック・リンチ(Rick Lynch)少将は20日、報復を辞さないだろうと威嚇した。  イラク中部のシーア派教徒が集中するバビル(Babil)州、ワシト(Wasit)州、カルバラ(Karbala)州、ナジャフ(Najaf)州の米軍を指揮するリンチ少将は、欧米諸国の報道陣と会見し「サドル師が暴力を奨励するのではなく、抑えることを期待する」と述べた。  さらにサドル師と師が率いるマフディ軍(Mahdi Army)がイラク軍および米軍との戦いを選択するならば、米軍には十分な戦闘力があり「受けて立つ用意はある」と付け加えた。  サドル師は19日、自らの率いる民兵組織マフディ軍の拠点、バグダッドのサドルシティ(Sadr City)と南部の都市バスラ(Basra)でイラク軍および米軍が行っている掃討作戦を止めない場合、「戦争開始」を宣言すると警告した。(c)AFP