パキスタン東部の捜査機関などで自爆攻撃、死者25人以上

03月11日 21:01


2008年3月11日、パキスタン東部ラホール(Lahore)の爆発で損壊した連邦捜査局(FIA)敷地内の建物と、撤去される自動車の残がい。(c)AFP/Arif ALI


【3月11日 AFP】(一部更新、写真追加)パキスタン東部のラホール(Lahore)で11日、自動車爆弾を使った自爆攻撃が連邦捜査局(Federal Investigation Agency、FIA)と高級住宅地の2か所でほぼ同時に発生し、子ども2人を含む少なくとも25人が死亡した。  最初の爆発が起きたラホール中心部の連邦捜査局では建物の大半が破壊され、現地警察当局の発表によると21人が死亡、100人以上が負傷して病院で手当てを受けている。  FIAのタリク・ペルベズ(Tariq Pervaz)局長によると、現場では救急隊が、がれきの下敷きになった生存者の救出作業に当たっている。死者にはFIA職員10人も含まれるという。  ラホール警察のマリク・ムハンマド・イクバル(Malik Mohammad Iqbal)署長は「FIAを狙った自爆テロ」との見方を示した。  FIAの建物には、テロ取り締まりのために創設され米国による訓練を受けた特別捜査班も入っており、治安当局者からは特捜班を狙った犯行との見方も示された。  2つ目の爆発は、FIAから数キロ離れた郊外の高級住宅地にある広告代理店の事務所で発生し、子ども2人を含む4人が死亡。内務省報道官は「爆発物を積んだ車が事務所に突入した」と発表した。  パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は国営放送を通じて声明を発表し、爆破事件について「野蛮な行為」と非難した。大統領は「テロの元凶と全力で戦うという政府の決意を、テロ活動で阻むことはできない」と語り、取り締まりに向けた決意をあらためて示した。(c)AFP/Jalilur Rehman