ロス市警、三浦和義容疑者を逮捕

02月24日 15:48


コルト(Colt)製45口径の拳銃と銃弾。(2007年7月22日撮影、本文とは関係ありません)(c)AFP/KAREN BLEIER


【2月24日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)市警は22日、元妻の三浦一美(Kazuyoshi Miura)さん(当時28)を1981年にロサンゼルスで銃撃、殺害した容疑で、米国自治領サイパン(Saipan)島を訪れた三浦和義(Kazuyoshi Miura)容疑者(60)を逮捕した。同市警が23日、発表した。  一美さんは1981年11月18日、ロサンゼルス中心部で銃弾を受け、約1年後に死亡した。  東京地方裁判所は1994年、三浦容疑者に無期懲役の判決を言い渡したが、東京高裁は1998年、逆転無罪とした。2003年に最高裁が高裁判決を支持し、同容疑者の無罪が確定していた。  三浦容疑者が逮捕されたのはサイパンの空港だった。  ロサンゼルス市警の声明は「捜査の網を逃れ続けていた殺人容疑者がようやく拘束された」と述べている。  今回の逮捕についてロサンゼルス市警は、三浦容疑者がサイパンやグアム(Guam)を訪れる可能性が高いとみて、現地の警察当局と捜査協力を続けていたという。  現在までのところ、ロサンゼルス市警への身柄移送については未定。(c)AFP