アカデミー作品賞部門は今も保守的、白人や男性が圧倒的優位

02月23日 13:37


2008年2月15日、ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)に展示されたオスカー像。(c)AFP/Stan Honda


【2月23日 AFP】アカデミー賞の作品賞部門では昔と変わらず白人や男性が優位な状況が続いており、ノミネート作品中に登場する女性や有色人種の俳優の数が極端に少ない。南カリフォルニア大学(University of Southern California)の研究チームが21日、このような研究結果を発表した。  研究結果によれば、作品賞にノミネートされた映画の中で、せりふのある役を演じる男優の数は女優の4倍近くで、この状態は30年前から変わっていない。さらに白人と有色人種を比べた場合、せりふのある役を与えられる白人の数は有色人種の4倍だという。  また、女性監督の作品では、せりふのある役を演じる女優の数は全体の41%で、男性監督の作品の27%に比べて高い割合だ。  研究チームの1人であるステイシー・スミス(Stacy Smith)教授は、「こうした性差は、映画・テレビ業界全体に現れている現象の縮図だ」と指摘している。(c)AFP