若手女優ヨハンソンとポートマンが姉妹役、ベルリン映画祭出品作

02月17日 21:23


2008年2月15日、第58回ベルリン国際映画祭(The 58th Berlin International Film Festival)で開かれた『The Other Boleyn Girl』のフォトコールに参加する、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson、左)とナタリー・ポートマン(Natalie Portman)。(c)AFP/JOHN MAC


【2月17日 AFP】第58回ベルリン国際映画祭(The 58th Berlin International Film Festival)で、米人気女優のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)とナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がヘンリー8世(King Henry VIII)の王妃と妹役で共演する『The Other Boleyn Girl(ジ・アザー・ブーリン・ガール)』が15日、コンペティション部門外の作品として上映された。 『The Other Boleyn Girl』は同名のベストセラー小説を映画化した米英合同作品で、監督はジャスティン・チャドウィック(Justin Chadwick)。物語は、チューダー朝の国王ヘンリー8世の寵愛をめぐり対立する2人の美しい姉妹を描いたもの。ヘンリー8世妻の1人だったアン・ブーリン(Anne Boleyn)とその妹メアリー(Mary)を、ポートマンとヨハンソンが演じている。    アン・ブーリンは国王ヘンリー8世を誘惑し、自分が王妃になるため英国をローマカトリック教会から離脱するよう言いくるめ、それが契機となって英国は宗教戦争に巻き込まれていく。ところがアンが国王と結婚した後で、妹のメアリーが国王の寵愛を得るようになり、やがて待ち望まれていた嫡子を生む。 ■ヨハンソン「ハリウッドに似てる」、ポートマン「愛情や争いは普遍的」  ヨハンソンは同作品プレミア上映会後の記者会見で、作品の舞台となった欲望や陰謀が渦巻く中世の宮廷での生活は、ハリウッドの映画界に身を置く自身の生活とイメージ的に重なると語った。  この作品のために、パパラッチにつきまとわれたり私生活を暴露されたりと、多くの犠牲を払ったと話すヨハンソンは、「ハリウッドの世界は当時の宮廷生活に通じるものがある。有名人をめぐりさまざまな噂やゴシップが流れ、いつもすさまじい騒動が起こっているから」と述べた。 「けれど仕事があるので、それが嫌だからといってこの世界を離れられるわけにはいかない。だから、できるだけプライベートな生活をサーカス(のようなハリウッドの)世界から切り離そうとしている」  一方、ポートマンもこの作品について、500年前の英国王室を題材としていても、現代社会とそれほどかけ離れた世界ではない、と述べている。「人間の愛情の問題、兄弟間の争い、宮廷内のゴシップは、現代の社会や生活にもあるわ。人間の感情というものは変わらないのよ。歴史がどれほどのスキャンダルやゴシップにみちたものか、想像するのは難しいわね」(c)AFP