ケニア野党議員射殺、両指導者の協議延期に
02月01日 07:59
2008年1月31日、ケニア西部のキスム(Kisumu)で、抗議デモを行う野党党首ライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の支持者。(c)AFP/Yasuyoshi CHIBA
【2月1日 AFP】大統領選後の混乱が続くケニアで1月31日、野党議員が警察官によって射殺されたことを受け、仲裁役のコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長は同日行われる予定だった事態解決に向けた協議を延期した。 アナン氏は首都ナイロビ(Nairobi)で記者団に対し、「午後の協議を延期した。与野党の指導者が緊急事態に注意を払うことができるよう、あす協議を再開する」と述べた。 混乱の解決に向け、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首は、前年12月の投票以来初となる協議を29日に開始していた。 同国西部エルドレット(Eldoret)で射殺されたのはODMのDavid Kimutai Too議員で、29日にも野党議員が射殺されており、野党議員2人目の犠牲者となった。 警察当局は、今回の事件について、政治衝突とは関係なく、恋愛関係のもつれが原因だとしている。 この事件を受け、同地では射殺に抗議する暴動が発生、少なくとも2人が死亡した。また、ケリチョ(Kericho)近郊やキスム(Kisumu)では、警察官が道路を封鎖したり、放火して抗議する住民に催涙ガスを用いて取り締まった。(c)AFP/Bogonko Bosire