ビンラディン容疑者の行方「特に追っていない」、パキスタン大統領が発言
01月07日 12:48
2008年1月3日、イスラマバード(Islamabad)で記者会見するパキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領。(c)AFP/PRESS INFORMATION DEPARTMENT
【1月7日 AFP】パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は6日夜放送された米CBSテレビのインタビューで、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者がパキスタンにいるという証拠はなく、政府として特に行方を追ってはいないと発言した。 ムシャラフ大統領は「(ビンラディン容疑者の)行方を特に追ってはいないが、対テロリストおよびアルカイダとタリバン(Taliban)の掃討作戦は行っている。総合すれば明らかに、その過程でビンラディン容疑者も探していると言えるかもしれない」と語った。 2001年9月11日の米同時多発テロ首謀者とされるビンラディン容疑者を探すために何をしているかとの問いに対しては、パキスタンは過激思想およびテロリズムと戦っていると述べ、 「わが国は何よりもアルカイダと戦っている。アルカイダについて言えば、指導者約700人を逮捕または排除した。これほどのことをしてきた国がほかにあるだろうか」と答えている。 これに対しCBS司会者が「ほかのどの国にビンラディンがいるというのか」と応じると、ムシャラフ大統領は強い調子で「いや、それには異議がある。まったく受け入れがたい。彼がパキスタンにいるという証拠は一切ない」と切り返した。 この発言について、パキスタンのマフムード・アリ・ドゥラニ(Mohammad Ali Durrani)駐米大使はCNNの取材に対し、「大統領が言おうとしたのは、わが国も米国も、ウサマ・ビンラディンの所在に関する正確な情報は持っていないということだと思う」と弁明した。(c)AFP