米新車販売台数は9月も減少、トヨタは2位にとどまる
10月03日 14:34
2007年4月24日、米フロリダ州マイアミ(Miami)の販売代理店に並ぶトヨタ車。(c)AFP/ROBERT SULLIVAN
【10月3日 AFP】2日に発表された9月の米新車販売台数統計によると、米経済の不透明な先行きと低迷する米自動車業界の大規模な生産縮小を受け、販売台数は前月に引き続き減少した。 米自動車大手3社(ビッグスリー)に関しては、市場シェアを奪いつつあるアジア勢に対抗するため生産計画を縮小しており、利幅の薄いレンタカー向けの販売の縮小の影響が大きいと見られる。 この結果は複合的な理由によるもので、信用収縮と住宅市場の不振に影響を受けた消費者が、奨励金などを求めたことなどが挙げられる。しかし、高級車の販売はおおむね好調だ。 一方、ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)は、同社の新型の自動車、トラックが消費者の支持を集め、前年比3.8%増の33万7640台を売り上げた。 専門家は、ここ数か月のGMの好調さを見れば、魅力的なデザインと適切な価格の製品を製造すれば、苦手とする市場でも良い結果を出すことができると指摘している。 クライスラー(Chrysler LLC)は前年比5%減の15万9799台、フォード(Ford Motor)は前年比21%減の18万9863台となっている。 トヨタ自動車(Toyota Motor)は、前年比0.6%減の21万3043台となり、3か月連続で販売台数が減少しているにもかかわらず、フォードの不調によって全米第2位になっている。9月のトヨタの米市場シェアは16.2%となり、フォードの13.3%をわずかに上回った。 今回の統計によると、9月の米新車販売台数のうち、米自動車業界のシェアは50.8%、アジア勢のシェアは42.1%、欧州勢のシェアは7.1%にまで上昇した。(c)AFP/Mira Oberman