【9月12日 AFP】ロンドンが東京、パリを抜いて世界で最も外食費が高い都市であるとの調査結果が12日、全米レストランガイド「ザガット（Zagat）2008年版」で紹介された。 　ザガットは世界45都市で5000～1万人を対象に調査を実施。それによると、ロンドンで3品のディナーコースにドリンク1杯、税金・サービス料を含めた価格は1人当たり平均39.09ポンド（約9000円）で、前年から2.9％上昇したという。 　2番目に高いのはパリの35.37ポンド（約8200円）、前年最も高かった東京がそれに続く35.10ポンド（約8100円）。一方、ニューヨークで同等の食事をしても、平均19.30ポンド（約4500円）に過ぎないとの結果が出た。 　また、ロンドンの住人の外食回数が平均週2.5回であるのに対し、ニューヨーク、東京はそれぞれ3.4回、3.6回だという。 　ザガットはまた、インターネットユーザー30万人による、味、店の雰囲気、サービス、価格などを指標としたレストラン評価を行っている。(c)AFP