ニコール・リッチー、収監後わずか「82分」で釈放

08月24日 18:30


ロサンゼルス郊外リンウッド(%%Lynwood%%)の女子刑務所で入所時に撮影された、ニコール・リッチー(Nicole Richie)(2007年8月23日提供)。(c)AFP/Getty Images Los Angeles County Sheriffs Department


【8月24日 AFP】飲酒・薬物使用運転の罪で禁固4日の判決を受けたニコール・リッチー(Nicole Richie、25)は23日、ロサンゼルス郡刑務所Century Regional Detention Facilityに収監されたが、わずか82分で釈放された。  リッチーは午後3時15分に刑務所に到着。郡保安官事務所の指示により、午後4時37分に釈放された。  同事務所のJohn Hocking氏はリッチーの釈放について、「軽犯罪による刑期30日以内の女性受刑者は、早期釈放されることがある。その場合、必要な手続きを経て、12時間以内に釈放する」と述べ、「通常の手続き通りの措置」だったと強調した。  こうした早期釈放措置は、連邦裁判所の指針に基づいて、拘置所の収容人数が多すぎるときに取られるという。  リッチーは、ソウル歌手のライオネル・リッチー(Lionel Richie)の養女。カリフォルニア(California)州グレンデール(Glendale)地裁で前月、禁固4日に加え、2048ドル(約25万円)の罰金刑、3年間の保護観察処分を言い渡された。さらにアルコール・薬物依存治療プログラムへの参加も命じられた。  2006年12月11日、ロサンゼルスの高速道路を逆走したところを、通報で駆けつけた警官に逮捕された。現場で行われた検査で飲酒が発覚し、さらに鎮痛剤Vicodinの服用とマリファナの吸引を認めたと伝えられている。  リッチーの友人パリス・ヒルトン(Paris Hilton)も6月に23日間、保護観察期間中の無免許運転により、今回リッチーが収監されたのと同じCentury Regional Detention Facilityに収監されている。(c)AFP