ヒースロー空港で環境保護団体がデモ行進、運航には支障なし

08月20日 10:18


2007年8月19日、ヒースロー空港周辺で行われたCamp For Climate Actionの抗議活動参加者と、警備に当たる警官。(c)AFP/Edmond Terakopian


【8月20日 AFP】ホリデーシーズンでにぎわう英ロンドンのヒースロー空港で、第3滑走路建設計画に反対する環境保護団体が19日、空港近辺でデモ行進を行った。警官隊との小競り合いで6人が逮捕された。  抗議活動は環境保護団体のCamp for Climate Actionや、騒音や健康不安を理由に第3滑走路に反対している地元住民が加わって過去1週間にわたり展開されていた。19日は活動のピークとなる「24時間行動」が行われ、空港運営会社BAAの本部に向けてデモ行進、盾と警棒で武装した警官隊が警備に当たった。  警察は当初、デモ行進の参加者を2000人と見込んでいたが、当日雨が降っていたこともあり、実際に集まったのは現場の警官によれば約1000人、警察の発表では約400人にとどまり、空港までたどり着いた活動家は予想より少なかったという。  しかし警官隊は1800人が動員された。これは、抗議活動にテロ容疑者が紛れ込む恐れがあったためで、広報によると、警察がテロ対策法に基づき身体捜索を行う許可も得ていたという。  ヒースロー空港に近いハーリントン(Harlington)では活動家数百人がテント村を設営。19日の抗議活動でCamp for Climate ActionはBAAの本社を包囲し、20日までBAA前に居座るつもりだとしている。  ただ、1週間にわたる抗議活動は平和的なもので、空港の運営を妨げる意図はないと説明。BAAも、抗議活動による運航上の支障は出ていないと話している。(c)AFP