英治安判事裁判所、連続テロ事件のアハメド容疑者の身柄拘置命じる
05月20日 21:16
2007年7月16日、ロンドン・ウエストミンスター(Westminster)の治安判事裁判所から出てくる、サビール・アハメド(Sabeel Ahmed)被告を乗せた車両。(c)AFP/CHRIS YOUNG
【7月17日 AFP】6月末に起きた連続テロ事件に関わったとして逮捕、起訴されたインド人医師、サビール・アハメド(Sabeel Ahmed)被告(26)に対して16日、身柄の拘置が命じられた。
アハメド被告は伝統的な白いローブを身にまとい、ウエストミンスター(Westminster)の治安判事裁判所に出廷したが、予審においては自らの名前と住所、生年月日を語るのみだった。
弁護士によれば、アハメド被告は無罪を主張するつもりだという。
アハメド被告はロンドン市内およびグラスゴー(Glasgow)空港で6月29日と30日に相次いで発生したテロ事件に関与したとされている。
またアハメド被告の兄であるカフィール・アハメド(Kafeel Ahmed)容疑者(27)もスコットランド最大のグラスゴー空港に車両で突入したとして逮捕されているが、現在も危篤状態のまま病院に入院している。(c)AFP/Robin Millard