労働強要のれんが工場から217人を救出

06月14日 21:55


2006年11月7日、中国中部安徽(Anhui)省蕪湖(Wuhu)で、れんがを満載した台車を引く労働者。(c)AFP


【6月14日 AFP】国営新華社(Xinhua)通信は14日、中部河南(Henan)省内のれんが工場で強制労働を強いられていた217人を警察当局が一斉救出したと伝えた。この中には子ども29人が含まれているという。  報道によると、「労働者らは、人身売買業者にだまされるなどして工場に連れて来られ、殴られた上に十分な食事も与えられず無給で長時間労働を強いられていた」という。  事件との関連で、河南省警察は120人の容疑者の身柄を拘束したと発表した。  同通信は、「あらゆる手だてを駆使して、人身売買を阻止し被害者を救出する」との同警察署長の談話を報じている。  今回の逮捕は、河南省に隣接する山西(Shanxi)省のれんが工場で子どもたちが強制労働させられていると報じた同通信の記事が契機となった。記事と同時に、取り乱した被害者の親たちの写真も掲載された。  新華社通信の同報道を受け、3万5000人を超える警察官が河南省各地のれんが工場7500か所に派遣されたという。  救出された217人のうち8人は河南省の省都、鄭州(Zhengzhou)のれんが工場で働かされていたという。(c)AFP