アーンハートJr 来季からヘンドリック・モータースポーツへ移籍

06月14日 11:41


記者会見を行うデール・アーンハートJr(%%Dale Earnhardt Jr.%%)。(c)AFP/Getty Images Grant Halverson


【6月14日 AFP】NASCAR・ネクステルカップ・シリーズ(2007 NASCAR Nextel Cup Series)に参戦しているデール・アーンハート・インコーポレーテッド/シボレー(Dale Earnhardt Incorporated Chevrolet)のデール・アーンハートJr(Dale Earnhardt Jr.)は13日に記者会見を行い、2001年のデイトナ500(Daytona 500)で事故死した父、デール・アーンハートSr(Dale Earnhardt Sr.)が生前に設立したチームを離れ、来季からヘンドリック・モータースポーツ(Hendrick Motorsports)のドライバーを務めることを明らかにした。  ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)やケイシー・メアーズ(Casey Mears)を擁し、今季14戦中10勝を挙げているヘンドリック・モータースポーツにカイル・ブッシュ(Kyle Busch)の代わりとして加わることになったアーンハートJrは、「父がオーナーのリック・ヘンドリック(Rick Hendrick)を信頼していたことを知っているし、彼等は互いに尊敬し合っていた。父はリックの挑戦を賞賛し、嫉妬していることだろう。チャンピオン争いは必ずしも必要ではないし、現在のチーム状況にも疑問を感じてはいない、私は現状でもゴードンやメアーズよりも速いという自信を持ってレースに臨んでいる。それでもリックのチームのマシンが多くの優勝を遂げていることは事実だ」と語った。  7年間のシリーズ参戦で17勝を挙げているアーンハートJrだが、ここ1年以上、計40戦にもわたって優勝から見放されている。今季は14戦を終了した時点でトップ5でフィニッシュしたのは僅か1戦のみであり、ドライバーズランキングは14位と低迷している。 (c)AFP/Getty Images