KDDI、auなど好調で増収増益 - 東京
04月24日 19:24
写真は、都内のホテルで開催されたKDDIの携帯電話新型モデル発表会で公開された%%吉岡徳仁%%氏デザインの「%%Media Skin%%(メディアスキン)」(左から2番目)をはじめとする新機種(2007年1月16日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【東京 24日 AFP】KDDIは24日、2007年3月期の決算発表を行い、2006年度の営業収益が前期比9%増の3兆3400億円、営業利益は同16.2%増の3447億円だったと発表した。競争が激化する厳しい環境下で、堅調な成長を遂げた結果という。 一方、純利益は前期比2%減の1867億5000万円となった。純利益が減った原因についてKDDIは、「赤字企業のパワードコムとの合併により、2006年3月期に受けられていた税制上の優遇措置がなくなったため」としている。 KDDIは携帯電話事業「au」で順調に契約を獲得しているほか、イーサネットサービスの販売も拡張。「固定電話事業の不振を携帯電話事業が補ったため、営業利益増の結果が得られた」とコメントしている。 携帯電話会社を変更しても同じ電話番号を使用できる「ナンバーポータビリティ(番号継続制)」が開始された2006年10月以降、同社は加入者数を伸ばし続けている。 なおKDDIは、2008年3月期の純利益は17.8%増の2200億円、営業利益は13.1%増の3900億円、営業収益は4.9%増の3兆5000億円を見込んでいる。 写真は、都内のホテルで開催されたKDDIの携帯電話新型モデル発表会で公開された吉岡徳仁氏デザインの「Media Skin(メディアスキン)」(左から2番目)をはじめとする新機種(2007年1月16日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO