米財務長官、「ドル高がわが国の利益になる」 - 米国

04月22日 08:30


写真は同日、ニューヨークで講演するポールソン財務長官。(c)AFP/Stan HONDA


【ワシントンD.C./米国 22日 AFP】ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)財務長官は20日、公共放送PBSのインタビューに答え、「わたしは、ドル高こそがわが国の利益になると非常に強く確信している」と発言した。同長官はドル高を繰り返し訴える一方で、中国に対しては、人民元高ドル安を加速させるよう求めている。  ポールソン長官の発言に先立ち、欧州中央銀行(ECB)のジャンクロード・トリシェ(Jean-Claude Trichet)総裁は同日、ユーロがドルに対して史上最高値圏でもみ合う中、過度の為替レートの変動は「望ましくない」と述べている。  20日の早い時間帯には、1ユーロ1.3637ドル(約161円85銭)の高値を付け、2004年12月30日に付けた史上最高値1.3666(約162円20銭)が視野に入ってきた。  対中貿易赤字が長期にわたり続く中、ポールソン長官は議会の保護貿易主義傾向の緩和を目指し、中国に対して元高ドル安をさらに進めるよう求めた。同長官は、議会が「魅力的でない法案」を可決する可能性があると警告し、「中国はそのことを十分承知していると思う」と語った。  中国製品の世界市場での競争力を高めている元安が主な原因となり、中国は巨額の貿易黒字を抱えている。  写真は同日、ニューヨークで講演するポールソン財務長官。(c)AFP/Stan HONDA