<07仏大統領選挙>ロワイヤル候補の初の伝記、出版へ - フランス

03月24日 15:45


写真は、同書の著者、Eric Besson氏。(c)AFP/PIERRE VERDY


【パリ/フランス 24日 AFP】2007年仏大統領選挙で初の女性大統領を目指す社会党(PS)のセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)候補の私的生活について描いた伝記「Now」が、次週27日に出版される。  同書は、ファッション雑誌「エル(Elle)」 のMarie-Francoise Colombani編集長によるインタビューの中で、家族、フェミニズム観、政治活動についてロワイヤル氏自身が語った言葉をまとめたもの。  パートナーである社会党第一書記のフランソワ・オランド(Francois Hollande)氏や、同氏との間にもうけた4人の子どもたちへの称賛の言葉が、ふんだんに盛り込まれているという。  ロワイヤル氏は同書の中で、「子どもたちは皆、素晴らしい子です。それぞれ自分なりのやり方で私を支えてくれます。パートナーのフランソワもです」と語っている。 「家族のことをいつも考えています。この苦しい試練のあいだ冷静さを保つためにバランスが取れた精神状態でいなければならないからです」  ロワイヤル氏とオランド氏の間には、Thomas君、 Clemence君、Julien 君、Floraちゃんら、22歳から14歳の子供がいる。 長男のThomas君はロワイヤル候補のウェッブサイトを運営管理するなどして、選挙活動を支援しているという。  ロワイヤル氏は、フランス国立行政学院(ENA)在学中にオランド氏と出会い、以来25年間、一緒に暮らしているが結婚していない。  オランド氏との関係が形だけのものとなっているという噂が広まっているが、ロワイヤル氏はこれを否定している。 「彼とは一緒に暮らしています。私たちにはいつも大勢のパパラッチが群がっているので、もし一緒に暮らしていなかったら、すぐ分かるはずです」  支持率の世論調査によると、ロワイヤル氏は現在、保守系「国民運動連合(UMP)」のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)内相との接戦状態だが、ロワイヤル氏はこの噂を気にしていないという。  「こうした噂については、子どもたちが知る前に私自身の口からすぐに話して、不安を覚えさせないようにしています」  4人の子どものうち1人が集中看護が必要な重病になったり、深刻な問題を抱えるなどした場合、「迷うことなく政治活動を中止する」と断言している。  大統領の条件とされる「重々しさ」に欠けると非難されても驚かないという。 「女性が権力の頂点に立つのは、それだけ革新的なことですから」とロワイヤル氏は話す。  自身がフェミニストであることについては、「男性に敵意を持っているわけではありません。男性自身も捕らわれの身となっている男性支配の社会システムを拒否しているということです」と語っている。  26日発行のエル誌に、同書の内容を一部抜粋したものが掲載される予定。  写真は、同書の著者、Eric Besson氏。(c)AFP/PIERRE VERDY