「凍結解除時期不明」と米代表、北朝鮮は協議不参加のまま - 中国
03月21日 19:51
写真は21日、北京で滞在中のホテルのロビーで報道陣に応じるのヒル国務次官補。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【北京/中国 21日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる第6回6か国協議で、21日朝に予定されていた首席代表会合は、北朝鮮側が出席を拒否したままで開催されなかった。米首席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は、「協議再開の時期は不明だ」との見解を表明した。 19日に再開された6か国協議は、米国の金融制裁によりマカオの銀行口座で凍結されている北朝鮮関連資金全額(2500万ドル)の返還が確認されるまで、北朝鮮側が出席を拒否する方針を打ち出し、中断している。 当局は今週始め、北朝鮮関連資金の凍結解除を決定したと発表したが、実施時期については関係者の発表は一切なく、北朝鮮側は「凍結解除と資金の返還を確認するまで、2月13日の6か国協議共同宣言で合意した核開発計画の停止プロセスを実施しない」としている。 韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Yung-woo)外交通商省平和交渉本部長と昼食をともにしたヒル国務次官補は、「凍結資金の移管は完了していない」ことを明らかにした。「移管が終わるまで、北朝鮮は実質的な協議に応じるつもりはない方針を明言している」とも述べた。 ヒル国務次官補は21日午後、中国首席代表と協議するとして、「資金凍結解除について、何らかの進展が見られることを期待している」と語った。米中の首席代表会談後、中国側から6か国協議再開が提案されると見込まれている。 写真は21日、北京で滞在中のホテルのロビーで報道陣に応じるのヒル国務次官補。(c)AFP/Frederic J. BROWN